北海道大学工学部  応用理工学系 応用化学コース

  • ニュース
  • お問合せ
  • English
  • 応用化学のものづくり
  • Voice
  • 進路情報
  • 研究室一覧
  • 応用化学コースの特長
  • 応用化学と未来
  • 研究環境
  • 研究プロジェクト
  • 北大とノーベル化学賞
  • 広報・パンフレット・動画
  • 卒業・進学・就職までの流れ
  • 教育方針とカリキュラム
  • 資格・免許
  • 学生サポート

応用化学のものづくり

タンパク質の形を調べて薬を開発!

  • #医療×応用化学
2022.03.27

創薬研究では、タンパク質の3次元的な立体構造情報が不可欠です。例えば、インフルエンザの治療薬であるタミフルやリレンザは、インフルエンザウイルス表面のノイラミニダーゼというタンパク質とノイラミン酸との複合体構造から開発されました。タンパク質の立体構造を決定するためには、X線結晶構造解析という分析法が広く用いられていますが、手作業による煩雑な準備や熟練した手技が測定には必要でした。私たちの研究室では、タンパク質と創薬候補化合物の複合体構造を簡便・ハイスループットに測定可能なマイクロ流体デバイスの開発に取り組んでいます。世界最大の放射光施設(X線結晶構造解析を行う施設)である理化学研究所のSPring-8や製薬企業と連携してデバイス開発を進めており、結晶構造解析プロセスの自動化に成功しました。また、開発した自動測定システムによって、新規なタンパク質と創薬候補化合物の複合体構造解析に成功しました。本システムは、創薬研究だけではなく、私たちの生体内のタンパク質の機能や役割の解明など、幅広い科学分野への応用が期待されます。

関連リンク

  • マイクロシステム化学研究室

投稿ナビゲーション

前へ
次へ
一覧
SNSシェア
  • 広報・パンフレット・動画
  • サイトポリシー
  • お問合せ
  • English
北海道大学工学部  応用理工学系 応用化学コース