北海道大学工学部  応用理工学系 応用化学コース

  • ニュース
  • お問合せ
  • English
  • 応用化学のものづくり
  • Voice
  • 進路情報
  • 研究室一覧
  • 応用化学コースの特長
  • 応用化学と未来
  • 研究環境
  • 研究プロジェクト
  • 北大とノーベル化学賞
  • 広報・パンフレット・動画
  • 卒業・進学・就職までの流れ
  • 教育方針とカリキュラム
  • 資格・免許
  • 学生サポート

応用化学のものづくり

バイオセンサーで重症疾病患者の治療に貢献

  • #医療×応用化学
2022.03.27

病気の患者の重症度をベッドサイドで速やかに判定できるバイオセンサーを開発しました。このバイオセンサーは、患者の重症度の指標となる血液中のアデノシン三リン酸(ATP)と乳酸を同時に5分以内で測定します。今後、感染症をはじめ様々な重症患者の迅速かつ的確な診断と治療への応用が期待されます。これまで重症度診断は、多数の項目の検査結果が必要なため、リアルタイムでは行われていませんでした。それに対して、ATP値と乳酸値を用いる指標はその都度診断できます。しかし、このバイオセンサーができるまでは、それぞれ別の装置で測定するしか手段がなく、煩雑な操作が必要でした。このバイオセンサーには、ATPと乳酸の測定に必要な電極が集積され、マイコンが組み込まれているため、検査試薬を混合した血液試料を電極にのせさえすれば測定は自動で完了します。このバイオセンサーは、医療スタッフが現場で迅速に操作できるようにするため、無機化学、電気化学、生化学、エレクトロニクスの要素を駆使して検査手順を限りなく削減する工夫をしました。

関連リンク

  • マイクロシステム化学研究室

投稿ナビゲーション

前へ
次へ
一覧
SNSシェア
  • 広報・パンフレット・動画
  • サイトポリシー
  • お問合せ
  • English
北海道大学工学部  応用理工学系 応用化学コース